施術ベッドの選び方

スタンス理論講座をしていると、自分の身長に合わないベッドの高さになっている方が多いな…と改めて思います。ベッドの高さが合わないと腰を痛めたり、肩関節が安定できず手力になる事もあります。低いベッドは足幅や体勢で調整できますが、高いベッドは踏み台やベッドの上に乗らないとお客様に自然な体重乗せは難しいのが現状です。

 

施術ベッドを購入する際に、料金や見た目、なんとなく勧められたからと安易に選んでしまう事は避けましょう。ベッドも施術を行う上での大切な道具の一つ。スタンス理論講座で良くお伝えするのは、『一流の職人さんは道具をつかいこなしている』という事。施術の道具はホットストーンで使う石やカッサや、パワーツリーの棒などのツールの事だけでは無く、まさに手、腕、そしてそれを動かす全身が道具でもあります。そして前述したベッドなどもそうなのです。

 

施術を行う上で、強擦なのか、軽擦なのか、塗り込む施術なのか、圧を加える施術なのか、目的によってベッドの高さや幅も考える必要があります。施術をしていて体が痛くなるというのは、不自然な体勢や何かしら無理のある環境だと言っても過言ではありません。施術のスタンスも見直す必要がありますが、施術の環境(ベッドの高さや幅)も同様なのです。

 

道具にはそれを使う理由があってこそ。

スープを食べるのにフォークで食べる人はいない、というのと同じかな…と私は思っています。

 

そして今、私がスクールでお勧めしているベッドがあります。

それはこんな理由があります。

 

 

Atsuのスクールを展開するに当たり、Atsuに適した施術ベッドを生徒様にご紹介出来たら…と思い、お世話になっているラベンダーヒルさんにご相談しました。倉庫で色々ベッドを見せて頂いてビビッと来たのがカナダノマド社のオステオというタイプのベッド。

 

整体やスポーツマッサージに適しているとHPでもご紹介しています。つまり【圧をしっかりかけるタイプ】の施術に向いているという事、お客様の身体が沈み込みすぎずセラピストの圧をしっかり受け止めてくれるものなのですね。ベッドのクッションはノマド社でも最も固いフォームを使用しているそうですが、固さの中にも質の良い弾力が感じられました。

更に気に入ったのは幅とベッドの脚。幅は体重をかけやすい65㎝。多くのセラピストさんは30インチ(76㎝)位のものを使われる方が多いので、少し狭く感じると思います。が、Atsuのスタンスは体重バランスをとるために深く乗込む為、この位の方が身体を痛めず施術しやすいのです。サイドアームもついているので腕が落ちる心配はありません。

そして脚。少しだけ外側に傾斜しているので、ベッドのどの部分に荷重しても安定性が、今までのベッドより抜群にあります。今までは乗込んでベッドに寄りかかるとズルズル~とベッドがずれてしまう事がありましたが、それが無い!と感動。セラピストへの危険性も減ったと思っています。更に高さの調節が11段階。身長の低い方でも調節しやすいベッドなのですね。

 

もうスゴイ愛情持ってます、ノマドオステオに(笑)。

先日5台だけカナダでオステオを作って頂きました。ある意味特注品です♪ ノマドを愛してやまないラベンダーヒル社長の増子さんよりご提案頂き、レザーやヘッドレストもグレードアップして頂きながらもお買い得にして頂きました。生産まで1か月、心待ちにしてようやく入荷されたベッド、ご対面して嬉しかったですね~♪ その5台もすでに完売です。スタンス理論講座受講生様もしくは当スクール受講生様には特典価格でお求めいただけます。価格等お気軽にお問合せ下さいね。

 

ベッドは高価であれば確かに品質も良いと思います。が、値段が高ければ良いというのではなく目的に応じて選ぶことも大事にしたいですね♪ お客様との大切な時間を共有するためにも。

 

ノマドオステオのご紹介はこちら

(ラベンダーヒルさんのホームページに飛びます)