施術の際に大切にしている事。「クライアントに出来る限り寄り添う」。肌の密着感、呼吸を合わせる事、声掛けの時の距離感…。更に「クライアントに触れ続ける」事も大切にしている事のひとつです。
施術をしていると、どうしてもタオルワークやオイルを足すときに手のひらが離れてしまう…と思われがちですが、実は工夫次第で手は離れません。
手のひらをクライアントに肌にそっと添えて、もう片方の手でオイルを取る。両手でオイルをなじませる時も音を立てずに柔らかくオイルを揉み込むように温めていく。
施術前の丁寧な所作は自分の心を穏やかにし、クライアントへの慈しむ想いを高めてくれます。自然と空間が和らいでいくような気がするんですね。
施術はクライアントがいるからこそ出来るのです。「してあげる」ではなく「させて頂く」気持ちを所作で表す、そのひとつがクライアントに触れ続ける、なのだと思います。
先日スクール卒業生さんから「触れ続ける事に対して、安心して身をゆだねる事ができるとお客様に言ってもらって嬉しかった」とメールを頂きました。そのセラピストさんの想いがきちんと伝わったんですね!自分の事の様に私も嬉しかったです。
メールをくださったセラピストさんのブログ「安心するために心がけている事」はこちら
手を離さないようにオイルを取る工夫のひとつとして、『オイルホルスター』を使用する事をお勧めしています。プッシュ式のボトルを入れた袋を腰に巻いて、片手でオイルが取れる優れものです。
ただアロマオイルなどを毎回ブレンドしている方には残念ながら向きません。しかしホスルターを遣わなくても手を離さない工夫は出来ますので、手が離れる言い訳にはなりません(笑)。
最後に宣伝です(笑)。
AtsuStudioJapanに新しいオイルホルスターが入荷しました。お写真にあるようにコーラル(さんご)柄のブルーとグリーンです。
250mlのボトルや爪やすりもスッポリと入るタイプなのでとても使いやすく私もお気に入りです♪ 手洗いも可能。今回限りの入荷数の為、ご注文希望の方はご郵送も致します。以下サイトよりご確認下さいませ。
今日も口角アップで健やかな一日になりますように。
関口智子