2017年1月期のAtsuベーシック講座を先日開講しました。今季よりAtsuベーシックのみグループレッスンとなり3名でのスタート(アドバンスは引き続きマンツーマンです)。皆さんレッスン前から先輩サロンへ行ったり、モデルさんでお越し頂いたりとAtsuについてイメージを膨らませてきて下さったようです。
この講座は、検討段階にスクール見学もしくはサロン体験し技術を体験して頂くようにお願いしています。技術は自分そのものであり、一生の宝になるものだと私は思います。
なので、自身が体験して感動したり、心から気持ち良いと感じる、何かの変化が感じられた、など「やってみたい!」と心が動かされたものを学ぶことをお勧めしています。
今回のレッスン生さんはAtsuとの相性が良かったのですね(笑)。本当に有難い事に「受けてみてこの施術だっ!とビビッと来たんです」と仰って頂けました。嬉しかったです。
レッスン初日は座学が多め。
スクールを受講頂く上でのオリエンテーションやプロへの心構え、ご自身のビジョンも伺います。
「この施術でどんなお客様にどんなお役に立ちたいのか」。まだ開業前の方に聞いても漠然としたものになってしまうかもしれません。でも良いのです。【漠然としている】自分を知る事が大事です。それを少しずつでも明確にしていければ良いと思っています。技術はクライアントあってこそです。技術練習する時に「こんな人のこんな風にお役に立ちたい」という想いが強くなればなるほど、技術一つにも目的意識が芽生え、より深く理解する事が出来るのですね。【技術を学ぶことが目的ではない、人のお役に立つための手段の一つとして技術を学ぶ】そんなお話もさせて頂きました。
もうひとつは「呼吸法について」。
クライアントと息を合わせる事、どんな施術では重要視されます。しかし呼吸法を習得する目的は息を合わせる事だけではありません。セラピスト自身が深く息が吐けるという事は、力みが無く、自然体の動きが伴います。また「吐く」というのは一種の手放しでもあります。自分の「施術をやってあげる!」という我の強さを手放すのです。
また「クライアント様の身を任せてほしい」と多くのセラピストさんは願っています。しかし、私はセラピスト自身が、クライアントに「先に」身を預ける事が大事だと考えています。吐く息と共に体の力を抜いて、クライアントに身を預ける(体重を預ける)からこそ、クライアントも心を開いて頂けるのではないかと思っています。
何より初めて施術を受けるクライアントさんなら猶更、緊張して体が硬くなっているはず。まずはセラピストが呼吸をコントロールしてリラックスした空間を作る。息はその場の流れを変える力を持っています。早く呼吸すれば慌ただしい雰囲気に、ゆっくりと呼吸すればゆったりした大らかな雰囲気になります。場の空気を自分の息で作れるセラピストさんは一流だと私は思います。
また呼吸の話はゆっくりと。
Atsuではそこを目指していますので、生徒さん方には今後毎日呼吸法に取り組む宿題を出しました。続ければ見えてくるものがありますから…、頑張ってくださいね!改めまして今期ご縁を頂き心から感謝しております!
あっという間に終わった初日ですが、皆さんの夢を叶える、そしてお客様の夢を叶える為にご一緒に頑張ってまいります。Atsuのレッスン見学やモデルさんも募集していますので御気軽にお声掛け下さいませ。