だんだん春めいてきましたが、まだまだ足の冷えが気になるのでウォーキングして筋肉が発熱するように心がけています。平面を歩くのは元々大好き。1時間以上でも景色を見ながら楽しんで歩けます。しかし!必ずと言っていいほど腰が痛くなったり、肩が痛くなったり…。
以前、毎日4キロ張り切って歩いていたら「足底腱膜炎」になってしまったことも。あれ痛いんですよ~。朝起きると腱が固まっているので、歩き出すと激痛が。なので毎朝、トイレには床を這って行く羽目に…。それを見て家族が「ヘビ女みたい!怖い怖い!」と言ってました。7年位前のお話です。
健康になりたくてウォーキングするのに、腰や体を痛めていたら本末転倒ですよね。なので、歩く事は好きだけれど、また痛くなったら嫌だな~と止めてしまった時期も。(そしたら体重増加は必須でした・汗)
その後、スタンス理論の研究を重ね、普段の姿勢も施術に大きな関連性があると理解を深めてから、日常の姿勢を気を付けるようにしています。スタンス理論では自身の骨格を無理無く自然に使いこなせることが大事だと説いているのですね。
普段の姿勢も全く同じ、立ち姿勢、座り姿勢、家にいる骨格模型を眺めながら、どうしたら一番負担が無いのか…と、あーでもないこーでもないと実践を重ねた結果、今全くと言っていいほど腰痛や肩こり、首こりで悩まされる事は無くなりました。あんなに差し込み痛が走ってたのに!なんとまぁ、日々が楽チン。
そこでウォーキングにもチャレンジ。要は歩く姿勢が悪いから筋肉のツレが出て痛むわけで。まずは地面につく足関節(脛骨・距骨・踵骨)の部分に体重を乗せながら歩くように心がけました。他にも色々意識する事はあるのですが、まずはこのルールだけを守る。という事で坂道でも階段でも、身体の重心バランスを崩さないように、そして自分が骨格模型になったツモリで。
そうしたら!やっぱり腰痛が出ないんです。昔なら1時間歩けば、「ちょっと休憩…」とすぐに座っていましたが、それが無い!加えて肩こりや首こりも感じない。ウォーキングや姿勢の本は沢山出ているので、すでにトライしている方もたくさんおられると思います。今頃何言ってるんだ~と言われるかもしれませんが…(笑)。
今、私がウォーキングで試しているのは、「ふんわり歩く事」。施術でもお客様に触れる時にふんわりと体重を乗せる事を心がけています。そうすると自分もお客様も体に負担がかかりにくいし、また間も取りやすいのですね。歩く時も、いきなり体重を乗せると関節にも負担がかかります。なので、歩き方は変えずにふんわりのびやかに軽やかに…歩くようにしています。
イメージは元Smapの草彅剛さんの歩き方。先日もドラマを見ていましたが、いつもふんわりのびやかに軽やかに歩くな~と思ってました。そして、それは私の勝手なイメージですが、草彅さんは中庸でバランスの良い人なのでは…と歩く姿勢から思っています。
立つときも、座る時も、歩く時も、身体の声に耳を傾ける。
日々精進です、でも楽しいんです。仕事につながる発見もたくさんあるし。
今の私のマイブームです♪
セラピストも日常から整えていく、これも技術習得目標のひとつです。
今日も笑顔で健やかな一日を。
ご縁に感謝をこめて。
関口智子