1週間前のお話ですが、留守番電話に残された一通のメッセージ。なんと10年以上前にご来店頂いたお客様からだったんです。ご予約をご希望されるメッセージ、嬉しいながらも現在はスクールが中心の業務形態。すぐに折り返し電話したところ…。
【予約は私じゃなくて】
お電話したところ、懐かしいお声。昔の思い出が一気に蘇ってきました。詳しいお話を伺ったところ、実はご予約はお嬢様に、とのこと。
社会人として頑張っているお嬢様、疲れておられる様子を見てご心配だったのだと思います。「自分も昔、リラクゼーションサロンへ行ってとても癒されたから、娘にもいいんじゃないかと思って」
嬉しかったのは私のサロンを思い出して頂けた事。サロン開業して2年後には企業スパのマネジメントの為、一時休業し、再開業した時には既にスクールメインのサロンだったため、通って頂けたのはとても短い期間でした。それでも記憶に残して頂けた事が本当に嬉しくって、嬉しくって…。思わず涙が出そうになりました。
【ご紹介できるサロンがある事が幸せ】
しかし現在はフリーご予約が年内満了である事、プロ向けサロンとして活動している事もあり、お受けしたい気持ちを抑えながら生徒さんのサロンをご紹介したいとお伝えしました。
幸いその方の近くに生徒さんのサロンがありまして。そのサロンオーナーさんは定期的に技術チェックにも来て下さる方なので、私も安心して生徒さんをおススメ出来ました。毎回定期技術チェック後に「智子先生の予約はなかなか取れないから…」と、半年先の予約を入れてくれる位、技術向上に熱心な方。
そんな生徒さんがいてくれる事にも改めて感謝した一日でした。
【評価は自分から求めるものではない】
そして夜、主人と娘にこの話をしたところ「ふ~ん」で終わり。私の説明の仕方が悪かったのかと、もう一度最初から説明したところ、同じ反応…。「ちょっと~!良かったねって、ヒトコトで良いから言ってくれると嬉しいのに~」と抗議したら主人が一言。「評価は自分から求めるモノでは無い」。そして娘のヒトコト「オチが無いから…」。
チ~ン↓。
はい、その通りです。
その通りですよ!
更なる精進を目指します(笑)。
ですが、一人眠りにつきながら「頑張ってきて良かったね、私」。と自分を褒めてあげたのでした。良きご縁がつながりますように、と祈りながら。日々の積み重ねを大切にしていきます。
ご縁に感謝をこめて。
今日も口角アップで笑顔の一日を。
関口智子