当スクールにお越しになる生徒様の多くは、個人、特に自宅サロンを開業したい、または既に開業されているセラピストさんです。もちろん全く一からスタートする初心者の方もいます。その理由として、当スクールが自宅サロンを想定した空間でレッスンをしていることもあるかもしれません。
住宅街の一角で看板も無く、普通のお家。
はじめてお越しになった方の中には「ここですか?」とびっくりされる方も。2階に上がっていただき、ドアを開けると写真の空間が広がっています。
ここは通常、座学やコンサルテーションなどを行う場所で、隣接したお部屋にサロンルームと併用した6畳のトレーニングルームがあります。
トレーニングルームといっても、リラクセーションサロンとしての空間になるようなベッドやインテリアにしたり、そのほか、玄関、お手洗い、階段などもお客様をお迎えできる空間づくりをしています。
生徒様に、自宅サロンの動線や、おもてなしの備品小物、インテリアの配置などに、通学中から触れることで、自身のサロンづくりのイメージを作ってもらいたいのです。
またスクールでは、開業を見据えた接客や動線のレッスンも行っています(プロフェッショナルコースにて)。生徒様にお客様役になってもらい、講師がセラピストとして接客、施術、カウンセリング、セルフケアアドバイスなど一連の流れを体験してもらうトレーニング。
実際の自宅サロンというリアルな空間で、サロン体験を受けたあとは、たいてい「自分のサロンはどんな風に作ろうかなぁ」と具体的なアイディアやイメージが湧いているようです。
スクールのお部屋も、日常生活ではリビングに早替わり。猫たちがのんびりとソファに寝転がってたりします(スクール開催中は猫は別のお部屋でお昼寝です。清掃、空気清浄など気をつけています)。
キッチンも開放して、ホットタオルづくりや手洗いなどで使っていただいています。これもサロンのバックヤードって、こんな風に使っているんですよ〜ということを知って欲しいので。
サロン専用部屋がなくて、自宅で開業できない…、どんな空間作りにしたらいいか分からない…、など色々なお悩みを伺いますが、リビングをお客様がご来店いただくときだけサロン空間にすることもできますし、子供部屋をお子さんが学校に行っている間だけサロンルームとして使っている方もいます。
全ては工夫次第。(私はあーだこーだとしょっちゅう模様替えしてます汗)
共有部分を自宅サロンとして使用すると、こまめなお掃除ができて、余分なものを置かなくなります笑。さらに、大好きなインテリアに囲まれて毎日が楽しい。ただし、家族も居心地が良いということが大前提。そこに住む人が居心地の良い空間は、きっとお客様も居心地が良い、ですよね。