先日、はじめての東京サロンでのWS「おもてなしのタオルワーク講座」を開催しました。小さなサロンなので2名様限定。スペース的にどうかな…と思いつつ、なんとかスケジュール通りに終えることができました。
この講座は、一枚シーツを使ったトリートメント中のタオルワークで、別名をドレーピングと呼んでいます。
ドレーピングはテクニックとしても奥が深く、私が学んだものは、もっと複雑なのですが、時間をかけず、丁寧で、かつお客様に安心感が伝わる、ということをテーマにアレンジしてます。
スクールでも大切にしているこのレッスンを、ミニワークでお伝えしようと思ったきっかけは、お客様の一言でした。
「関口さんて、どこかの高級ホテルスパとかで働いてましたか?」と,施術中に問いかけられ、「いえいえ?なぜでしょうか?」と伺ったところ、
「シーツの扱いが丁寧で、不安が感じられないんです。シーツの上からも手が離れなくて、いつも触れられているのが安心するんです。色々なところに施術を受けに行ったんですが、ここまで細かく気配りしてくれているのが珍しいので(多分こんな感じ、盛って無いと思います…汗)」
と、嬉しいお言葉をかけていただきました。
と,同時にドレーピングで不安や不快感を感じるお客様がいる、というリアルなお声に考えさせられました。そこで、インスタでドレーピングの動画をアップしてみようかな…と思ったのが、まず最初です。
6万件再生、400件以上保存された動画はこちら
そして東京サロンで講座をしてみたいなと思ったのですが、なにぶん小さなサロンなので、スペースが大丈夫かな…と思いつつ。
逆にサロンという雰囲気や、実際に使用しているリネン類を体験しながらの体験型講座にしよう!ということで、【体験型 おもてなしのタオルワーク講座】が出来上がりました。
当日は簡単に自己紹介して、ドレーピングについての説明、そして「安心できる触れ方やトレーニング方法」をお伝えしました。
そして早速実践編へ。
参加者お二人のうち、ひとりがデモンストレーションモデルさん、もうひとりが見学で学ぶというスタイルです。
ご参加くださった生徒様はセラピストさん。技術以外の細かい部分を学んでみたかったとのことでしたが、まず頭、デコルテ、腕、脚、背中などのドレーピングを体験くださり「これだけでもリラックスして満足感がある!」とびっくりされておられました。
「ただ布をまくれば良いと思っていたけど、プライベートゾーンの際に手を添えるだけで、こんなに安心度が違うとは!」と、そのまま録音しておきたいくらい、この講座がお伝えしたいことを言葉にしてくださり嬉しかったです。
また生徒様のおひとりは、以前サロンでお客様としてもお越しくださり「いつもすぐに爆睡する理由がわかりました、施術前のドレーピングって大事ですね!また施術中、こんなことをしていたんだ、というのがよくわかりました!」と、これまた録音レベルで嬉しいご感想をいただきました。
今回はスペースの都合で2名様でしたが、和気藹々と、またじっくりと体験、見学をしていただけてちょうどよかったです。
次回は9月29日(金)(こちらは満席)、11月2日(木)、12月1日(金)を予定しています。ぜひご参加お待ちしております♪